Windows環境のPHPの基礎からデータベース(MySQL)を使ったちょっとした応用的なものまでの解説
KKN WEB
スクリプトの書き方は一般的に2種類ぐらいあるかと思います。
1.PHPオンリーですべて記述する方法
2.HTMLに埋め込んで記述する方法
どちらにしても保存するファイルの拡張子は『.php』となるので、その時々によって使い分けてもいいと思います。
以下サンプルは書き方の例となっており、使用している命令などの解説は後述します。
PHPはHTMLと分ける意味でもPHPの『始まり』『終わり』の記載をしっかりとしておく必要があります。
<?php
PHPのスクリプトを記述
?>
前述の内容に気をつけておけば簡単に理解できると思います。
<?php
@header('Content-type: text/html; charset=Shift_JIS');
@header('Content-Language: ja');
?>
<html>
<body>
<?php
PHPのスクリプトを記述
?>
</body>
</html>
前述の内容に気をつけておけば簡単に理解できると思います。
ただいちいち、出力用命令を付加しないとだめなので少々面倒ではあります。
<?php
@header('Content-type: text/html; charset=Shift_JIS');
@header('Content-Language: ja');
print "<html>";
print "<body>";
print "Hello World";
print "</body>";
print "</html>";
?>
まず、変数について解説します。
変数とは1つの情報を保持する領域(箱)のようなもの。
好きな名前を命名しても構いませんが、他のプログラム同様に『予約後』は使用できません。
また、PHPでは変数名の先頭に『$』記号を付けることになっています。
C言語などのようにデータ型を宣言する必要も原則ありません。
変数名は大文字小文字の区別刺され、先頭には数字を使うことは不可能です。
<?php
@header('Content-type: text/html; charset=Shift_JIS');
@header('Content-Language: ja');
?>
<html>
<body>
<?php
$Hensu_a = 10; // 変数へ値を代入
$Hensu_b = 20; // 変数へ値を代入
print "Hensu_aの値は{$Hensu_a}<br>"; //中カッコを使って変数の内容を表示
print "Hensu_nの値は{$Hensu_b}<br>"; //中カッコを使って変数の内容を表示
$Total = $Hensu_a + $Hensu_b;
print "2つの和=" . $Total . "です。"; //ピリオドを使って変数の内容を表示
?>
</body>
</html>
■解説
命名した変数に値を代入しています。
変数の内容を単に画面表示しているのと、足し算した結果を表示させています。
ここで、『print』は指定した文字列を画面に表示する命令です。文字列はダブルクォートで囲みます。
ただし、このダブルクォートの中に変数を記述することもできますが、特殊な意味があります。
変数は展開(中身が表示)されることになっており、便利な機能ですが変数名と単なる文字列の境界が分からない場合があります。
その際に、変数を中カッコ『{}』で囲みます。
または、文字列を分けてダブルクォートで囲み、文字列を連結させる演算子の『.』(ピリオド)を利用することもできます。
もし画面表示で改行や強調をさせたいなどHTMLタグを入れたい場合もダブルクォートの中に入れればOK。